楽天トラベルの手数料と諸々料金
※この記事は2012年8月27日時点のものです。
「楽天トラベルから宿泊予約があった場合、楽天トラベルにいくらぐらい取られるの?」
とてもよくある質問です。それもそのはず、楽天はオンラインサービスを展開し上場まで果たしているのに、いったいどれだけの料金が取られるかの説明ページは存在せず、一言でいうと「わざと隠して」おり、説明はほとんど電話営業のみでの説明です。後ろめたいものでもあるのでしょうか・・・?というわけで、表にまとめてみました。
名称 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
手数料 | ●6ヵ月先まで在庫を登録⇒ 7% ●6ヵ月先まで在庫を登録せず⇒ 9% |
[確認] 2012年9月時点 |
楽天ポイント | 宿泊料金の1%~ | ※0%の設定不可 宿泊業者側が必ず負担 |
クレジットカード決済手数料 (事前カード決済) |
月1回払いの場合⇒ 宿泊料金の2% 月2回払いの場合⇒ 宿泊料金の2.5% |
[確認] 2012年9月時点 |
クレジットカード決済手数料 (事後カード決済) |
月1回払いの場合⇒ 宿泊料金の2% 月2回払いの場合⇒ 宿泊料金の2.5% |
[確認] 2012年9月時点 |
R-with (事前カード決済) |
初期費用 5万円 ●「包括加盟代理契約モデル」の場合 ⇒ 4%+月額費用5千円 ●「加盟店契約モデル」の場合 ⇒ 契約料率+月額費用1万円 |
確認中 |
※名称が楽天トラベルでは統一されておらず、欺かれたと感じるほどコロコロと変更されるため、ここで書いてある名称と違う場合がありますのでお気をつけください。原因は説明ページを用意せず、名称統一せず、一貫性のないサービスを提供する楽天側にあると考えます。(まぁサポートに電話が繋がればしっかり対応はしてくれるので有難いのではありますが。)
手数料関係で個人的に一番驚いたのは、楽天ポイントは宿泊施設側が払わされているという事実。楽天で買い物をする一般の方がこのことを知ると、みな「えっ 楽天が払ってるんじゃないの!?」と聞き返されることがほとんどです。私もそう思っていました。。
「楽天ポイント」とは実際のところ、「宿泊施設の値引き」です。
手数料はいくら?
ということでまとめます。
最も安い「現金決済のみ+6ヵ月先まで登録」パターン
⇒8%
最も高くつくパターン
⇒12.5%+R-with料金
1 件のコメント
楽天トラベルがポイントを施設に負担させていることの理不尽さに対抗するためには次のような活動をしたらどうでしょう。
1)全ての施設で、半年ほど楽天には在庫を出さず、じゃらん、その他のサイトにのみに出します。
2)じゃらん、その他のサイトには、その期間、楽天ポイントに相当する分の値下げをします。
3)これを、施設の皆さん全体でキャンペーン広告を打ちます。
これで、仕掛けは終わります。
基本的に、楽天利用はビジネス利用が多いので、楽天に在庫がなければ、じゃらんその他のサイトに流れ、利用者の総数は変わりません。
楽天には在庫はないが、その他のサイトにはポイント分を値引きした在庫があることを周知しておれば、楽天に登録されているこのキャンペーンに参加していない施設に流れる予約はそんなに多くないはずです。
宿泊施設の経営者の皆さん、一度真剣に考えてみられたらどうでしょう。