オープンソースの Seo Panel が v3.6 リリース、日本語化に
SEO PANEL とは?
検索エンジンでキーワード順位やバックリンクなどを自動記録し、順位変動グラフなどを生成できるオープンソースの Seo Panel。サーバインストール型で便利です。
全自動キーワード順位チェッカーとしてかなり便利。
自分でカスタマイズできるところも素敵。
2014年 9月5日、バージョン3.6でついに日本語化し、PDFレポートの出力などに対応しました。
今までの SEO PANEL
初めて使ってみたのは2010年頃で、対応している検索エンジンはgoogle.com、Yahoo.com、bing.comの3種でした。
google.co.jp と google.com での検索結果が違っていたため(※ 記憶違いかもしれません)利用していなかったのですが、その後改良されてないかな…と試しにインストールしてみたところ、google.co.jp と google.comで同じ順位を返すようになっているので、これは使える!と思った次第。
ちなみに yahoo.com は独自の順位を返すのですが、yahoo.co.jp はどうせgoogleと同じ順位なので計測する必要もなく、これはこれで良いのかなと思います。
インストール
ダウンロードページよりseopanelをダウンロード。サーバの任意場所にアップ後、「config/sp-config.php」のパーミッションを666に、tmpフォルダを777に変更して、installフォルダへアクセスすると次の画面になります。
PHP4以上、MySQLとCURL、PHPショートタグとGDが使えれば動くようです。ここでエラーがなければ次のステップへ。
データベース情報の入力画面になります。
DBを作成して情報を入力しましょ。
データベースにアクセス成功すればこの画面になります。タイムゾーンが合っているか確認。ログインIDとパスワードが「spadmin」である他、注意書きとして次の3点が書いてあります。これらは確実に行っておきましょう。
- configフォルダのsp-config.phpのパーミッションを適切なのに戻してね
- installフォルダを丸ごと削除してね
- note: ログインしたらすぐ、ログインIDとパスワードの「spadmin」を変更してね
パーミッションはなんとなく404にしてます。また、データベース情報が書き込まれた sp-config.php にDBデータが書き込まれていますので、ローカルへダウンロードしておきましょう。
Seo Panel 設定
ログイン直後は次のような画面です。とりあえずログインIDとパスワードを「spadmin」から変更しましょう。画面右上の「管理パネル」から、左ナビの下にある「マイプロフィール」でIDとパスワードを変更します。
他には、左ナビの「システム設定」から自分好みに設定を行います。
サイト登録
左ナビ「ウェブサイトマネージャー」から「新規ウェブサイト」にて、特定キーワードでの順位計測するサイトを登録します。やり方は単純、URLを入力し「メタデータをクロール」リンクをクリックで、サイトの情報を自動取得してくれます。
キーワード登録
左上のタブ「SEOツール」から「キーワードマネージャー」に移動します。下図のように情報の入力を繰り返し登録。
検索順位等を取得
CRONに登録する前に、とりあえず動作テストしたいですよね。というわけで管理パネルから、左ナビ「レポートマネージャー」より「レポート生成マネージャー」に移動します。
チェックするサイトを選び動作させると「Successfully crawled keyword」や「Saved rank results」と読めますので、なんとなくログを読みましょう。
※ ここのデザイン読みにくくイマイチなので作り替えたいですね
終わりましたら上タブのSEOツールから「 キーワード順位チェッカー」へ。
取得された順位が表示されます。
これで毎日CRONで定期的に動かし、キーワード順位グラフレポートを全自動で作成することができます。管理サイトや競合サイトのデータ取りや比較・分析、Googleアルゴリズムの変動などを察知することや、検索順位上げ下げの理由を推測することができるので、SEO屋さんにが使ってるGRCのようなツールと比べても遜色なさそうです。
ホームページ制作業者さんなら他とのサービス差別化できるツールですので、とてもオススメ。
しかしこの業界、学習コストってすごく高くなってきましたね… 技術の高度化と廃れるスピードが両方早いのでいろいろ考えちゃいます。
検索順位でお悩みの方は、是非ご相談ください。